■看護師による医療行為は必要?



実際の医療現場では、医師の指示の範囲内であれば診療の補助として、看護師が医療行為を行う
ことは認められていますが、しかし、それはほんの一部であって、認められていないに等しいです。


例えば、診断や薬の処方に関しは一切認められていません。こういった医学的な判断や技術が要る
行為に関して、より緩和することが求められていますが、反対する声が依然根強いです。


このため特定看護師制度に対する期待が高まっています。今後は医師の負担をどこまで軽減できる
のかが注目されています。特に医師不足が深刻な地方の病院にとって救世主になりうる存在です。




■なぜ看護師の業務を拡大させるのか?



ただでさえ激務である看護師の業務をさらに拡大しなければならない背景には、医療現場における
慢性的な人材不足以外にも、医療の高度化が急速に進んでいる点も要因としてあげられます。


皮肉にも医療の高度化により、医療現場における負担が減る以上に、「多くの「グレーゾーン」を生み
出す要因となってしまいました。このため現場では必然的に混乱が生じるケースが多発します。


看護師が行うことができる医療行為の範囲を広げ、なおかつ明確化することが望まれることとなり、
その結果として、特定看護師をどの位置にまで押し上げるかが問われています。




■特定看護師が認められている医療行為とは?



特定看護師になるには一定の実務経験が必要です。そして、大学院の養成コースを修了し、第三者
機関から一定の評価を受けてようやく資格が与えられます。なるまでに相当の時間がかかります。


当然のことながら、全ての医療行為において人の命がかかっていますので、そう簡単に取得できる
資格ではありません。特定看護師に認められている医療行為は主に以下のとおりとなっています。


・患者の重症度判定(トリアージ)の検査
・エコー(超音波検査)の実施
・X線撮影、CT、MRIなどの実施時期の判断
・人工呼吸器を装着する患者への気管内挿管と抜管
・縫合など傷口の処置
・患者の状態に応じた薬剤の選択・使用
・副作用が出た時などの薬の変更や中止





ナースではたらこ
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